先日の外国人人材セミナーでの講演内容を日刊自動車新聞で取り上げていただきました。ありがとうございます。
東京海上日動火災保険は14日、アセアンカービジネスキャリア(ACC、川崎大輔社長、東京都千代田区)と外国人材の採用や育成に関する「スカイブルー(高度人材)セミナー」を開いた。「人材不足という課題にあらゆるソリューションを提供していきたい」(東京海上日動担当者)という取り組みの一環。川崎社長が、4月にスタートしたベトナムの大学生のインターンシップ制度を紹介するとともに、ダイバーシティ・マネジメント研究所の河谷隆司社長を招き「アセアン人材を宝に変える異文化マネジメント」について解説した。東京海上日動のモーター代理店をはじめ、約30人が参加した。
川崎社長は「高度人材は売り手市場。受け入れ体制を整備しないと、優秀な人材は韓国や中国に行ってしまう」と危機感を示し「その前に道筋をつけたい」と、積極的な参加を求めた。
日本企業の海外赴任者や現地スタッフの教育などを手がける河谷社長は「教育しなければ高度人材ではない。入社後にかかっている」と、受け入れ企業のマネジメントや教育の重要性を説いた。多くの日本企業が持つ「日本人の思いが届かない」という悩みを解決できるポイントや、中小企業だからこそ確立しやすい教育方法、定着のポイントなどを紹介した。