アセアン各国の人々に、日本そして日本人はどう思われているのか?
少し前までは概ね歓迎されていた。しかし、アセアンの国々に行って感じるが最近は年々その期待値が下がってきている。
1998年にGoogleが生まれ、ネット革命の波が世界に広がった。それによって、個人が世界中の人々とコミュニケーション取れることになって、情報がすぐに手に入るようになった。それによって国の枠組みを超えての活動が容易になったと言える。海外に目を向けなければ日本事態の存続も危うい事態になったということを、多くの日本人は見て見ぬ振りをしている。日本人がスタンダートと思ったいた多くの部分が世界では通用しなくなっている。世界から見たら日本人は相当変わっている。そしてそのような日本を見て優秀なアセアンの若者たちから見た日本の魅力は薄れてしまっている。
なぜ、わかるのかそれは実際に現地に足を運び、現地の人々をコミュニケーションをし、この目で確かめてきているからだ。メディアで流れる情報がいかに偏っていて、世間の多くが思い込みによって支配されているのかを、実際に現地にいくことで体験することになるだろう。アセアンを訪問するたびに自分の目で情報の真偽を確かめることの大切さをいつも痛感する。
豊かな日本、その裏側は?実は、日本の経済成長はストップしている。これ以上の成長はあり得ない。そういった意味で、日本がこの時代の課題を解決し、生き残り、そして成長を実現するために、日本はASEANの市場に積極的に展開し、さらに、アセアンの人材の活用にもっと真剣に目を向ける必要がある。そしてそのタイミングはまさに今しかないと考えている。
アセアンの若者に接したことがあるだろうか?彼らは、ハングリー精神いっぱいで、やる気に溢れ、目が輝いている。私たちは日本や日本企業が、どのようにしたら彼らにとって魅力的になるのかをいま考え始めなければいけない時代にきている。