“失败とは、何もしないこと”
同じ雑誌に一緒に掲載された栗城さん、彼の講演を過去に聞いたことがあるというだけで、すごく気になってしまった。今回の死亡事故。
改めて言いたい。「挑戦した人だけが出にできる成功や失敗を超えた価値」があるという信念。自分は彼のそういう考え方を目指している。
確かに彼の死には賛否両論がある。しかしそれは個々人の考え方の問題。自らの感じることを信じれば良いと思う。自らの心に問うてみれば良い。自分自身が、人生で後悔しない人生を生きてきたのか否か。彼の行動を批判するなんてナンセンスだ。
ただし、一つだけ気になることがある。特に日本にいてそれを思う。当時の日本軍は「一億総玉砕の先駆けとなってほしい」という思いから、これからの日本の宝である若者が特攻して行った。
その場を包む空気が結構の意思決定に大きく影響していた。このような現実が、民族の意識の深いところに影響を与えないわけはない。
アセアンの優秀な高度人材を日本に紹介するアセアンカービジネスキャリアの本質もここにある。
つまりは挑戦。我々のすることは、世界中の人々の持つチャンスを形にしていく。我々(Asean Carbusiness Career : ACC)は世界中の人々は雇用のチャンスを得ることで変われるという信念で行っているからだ。
人々は他の人間と競争をするとき、誰もあなたを助けたいとは思わない。ところが自分自身に戦いを挑むと、誰もがあなたを助けたいと思う。
ビジョン、そして企業の存在意義を忘れた組織は、自分自身に勝とうとするのではなく、誰かに勝とうと日々のレースに参戦している。つまり、だれかを打ち負かすことだけになる。
では、誰かに「あなたのライバルは?」と聞かれたら「ライバルなんていない」と答えるとしよう。今度誰かに「どうしてあなたはライバルより優れているのか?」と尋ねられたら、「あらゆる点で彼らより優れているところはありません」と応じる。「それならどうしてあなたと取引をする方が良いのですか?」と聞かれたら、自信を持って応じよう。「私たちがいましている仕事は、半年前に私たちがしていた仕事よりいいから。
半年後にはもっといい仕事をしている。私たちは、なぜ我々が存在するかをしっかりと理解しているから。私たちの目標は、私たちが信じていることを信じてくれる顧客を見つけること。私たちは力を合わせて世界を変えることができる。
何も動かなければ何も変わらない。自分を信じることに人生で最も大きな価値がある。